「都市」は哀愁を帯びたメランコリーの季節の後、蘇ります。新しいネオンの照射が歩道の割れ目を突き抜け、アナーキーの精神が自由になります。サスーン最新コレクションはアーティストの最もアバンギャルドなところからインスピレーションを得ています。
ニューヨーク・ダウンタウンの、80年代の若者文化を世界のキャットウォーク界へと押し上げたスティーブン・スプラウス、ストリートアートを崇高な文化へと昇華させたグラフィティの巨匠キース・へリング、バズ・カットの考案者で謎多きヘアスタイリスト、クリスティアン。彼ら3人のパイオニア、そして夢想形が一緒になり新しいビジュアル言語を創り上げ、それが80年代の雰囲気をまとめ、今日のポップカルチャーに影響を与え続けています。
今シーズンのスタイルは、極端な個性と異端の美しさを称えています。60年代に影響された蛍光色の服は締まった体に張り付き、ウェット感のあるスパンコールの付いたドレスはブロンディ全盛期の頃のデビー・ハリー(デボラ・ハリー)を思い起こさせます。カモフラージュのケープは色の万華鏡の中に組み合さています。
シザーオーバーコームの「バズ・カット」された部分はタフで鋭いスタイルを獲得し、長めの擦り切れたパネルまたは短めのディスコネクションの挑発するような長さと並置され、サスーンのジオメトリーカットに新たな力強さを与えています。洗練されたショートヘアーの一片一片が、内側のシェイプの相違点を切り離すように作用し、テクスチャーの変化を創り出しています。ウィーブカット(ウィービングカット)とマルチチャネリングが均一性を解体し、新しいフィーリングを手に入れています。
カラーは楽しいほどに多様性に富んでいます。つや消しと輝きのパターンの全てが、今シーズンでは役割を果たしています。不規則なカモフラージュの部分がコーラル、パウダーブルー、チャコールグリー、そしてシルバーの類まれなミックスの中で頭の上方に向かってグラデーションしていきます。これら「シェイプ・オン・シェイプ」の部分は、クールで柔らかいホワイトブロンド、暖かいカッパ―とクールブラウンのベーストーンを対比させています。
ヘアーとアートの出会い、これこそサスーンです。
Creative Direction :
|
Mark Hayes
|
---|---|
Haircuts :
|
Bruce Masefield and the Sassoon Creative Team
|
Hair Colour :
|
Edward Darley and the Sassoon Colour Team
|
Make Up :
|
Eaniel Koleric
|
Photographer :
|
Colin Roy
|
VIDAL SASSOON 2013 "DOWNTOWN"
DVD ( 英語版 : 約60分 ) 価格 : お問合せください
お申込はメール・電話・Faxにて受付中
販売元 : 株式会社エコーセンター
東京都渋谷区代々木2-23-1 ニューステイトメナー219
tel : 03-3375-2703 fax : 03-3375-2713
http://www.echo-center.com info@echo-center.com